朝日新聞の土曜の夕刊に、「友近独壇場」という
コラムがあります。
今日の話題は、世界のナベアツ症候群について。
今やテレビで見ない日はない、「世界のナベアツ」の
ネタ、「3の倍数と3のつく数字の時だけアホになる」
「5の倍数の時、犬っぽくなる」が流行っているおかげで、小学校低学年の子供たちが
マネをするため、算数の授業が混乱気味だとか。
友近さんは、この現象を混乱と思わずに、この好奇心を教育現場で利用しなきゃと思う、
と書いています。
たとえば、社会の授業で「信長のしたことは、気短に勇ましく言う」
理科の授業では「塩酸や硫酸の劇薬の特徴は激しく恐ろしく言う」など、
イメージと表現を合わせることで、色んなことを楽しみながらゲーム感覚で覚えることが
できるし、その表現自体を子供たちに授業で発表させたら、表現力も豊かになると
思うんだけどなぁ、ということなのですが...
こういう考え方、とてもいいですね! 大好きです。
実際の教室の先生方はたいへんだと思いますが、なにかを知ったり覚えたりするときに
いろいろなきっかけがあっていいはず。
お笑いのネタをそのまま授業に使うということではなく、こういう考え方を教育に応用
することも、教える側の工夫のひとつだと思います。
正直、最初にこのネタを見たとき、「3の倍数」「5の倍数」の時、間違えずに
スラスラと他のものになれるナベアツさんはすごい!と妙に感心したものです...。
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