豆知識: 2008年6月アーカイブ

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GYROのイラスト素材集「かたちライブラリー」の新作「アジアの哺乳類」がもうじき発売になります。

「かたちライブラリー」には、ネコ科の動物のイラストがたくさん収録されていますが、前から気になっていたのが、ネコ科の動物の耳の裏のこと。

今まで何となく見ていたときには全然気づかなかったのだけど、
ライオンやトラの耳の裏には、黒い模様があるのです。
模様といっても、1本の太い線のような感じ。
トラは体が元々シマシマなので、耳の裏に模様があっても不思議はないのですが、単色のライオンの耳にも同じような模様があるのはなぜ?

というわけで、あちこち調べてみたら、ようやく見つけました!
この模様のこと「虎耳斑」というそうです。
なぜこんな模様がついているかというと、

・目のように見せかけて、背後からの敵を威嚇するため

という説と

・薮などでも、子供たちが後からついてくるときの目印になるから

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という説があるそうです。野生のネコ科の動物にはかなりこの模様がついている確率が高く、イエネコと見分けるのに役立つ...とのこと。ヤマネコなんかは、模様のない野良のイエネコをみて、「オレは野生だ!」なんて、ちょっと得意になったりするんでしょうか。

写真がよいものがないので、今度ぜひ真後ろから「目のように見える」アングルでの撮影にトライしたいと思いますが、左の写真にも、少し模様が見えると思います。

この模様、進化の過程で、自然にできたんでしょうけれど、野生にだけついているなんて、とても不思議です。
雄ライオンはたてがみで耳が隠れているはずだけど、どうなっているのかな?
サファリパークに行って観察してこなくっちゃ。










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昨日のサッカーの試合を見ていて、とんでもない話を聞いてしまいました。

サッカーゴールの脇に、adidasの青い看板が立っていますね。これって、なぜこんなところにあるのでしょう?
ゴールのこんな近くに立っているなんて、とってもジャマだし、第一、選手がつっこんできたら危ないですよね。スポンジでできているとか?

...ところが、聞いてびっくり!

この看板、実はないのです!
あるように見えるように芝の上に描いてあるものだというんだけど、ほんとかな?
ゴールの左側には、朝日新聞の似たような看板が立っているし、反対側のゴールの横にも、KIRINの赤い看板が立っているのに、みんな描いたものだって?

この話を聞いてから、試合そっちのけで、看板のことばっかりが気になって、目をこらして「描かれた看板」を探し続けていたら...
とうとう目撃!ゴールの近くで見ると、こんな風になっています。

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これは、中継用のカメラのアングルが決まっているので、その角度で見ると、ちょうど立っているように看板を描いているのだそうです。

全然知らなかった...!

まさに、人間の目の錯視を利用した、トリックアートみたいなものですね。

...で、肝心の試合の結果?
ちょうどこの写真がゴールの瞬間だったみたいです。





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