IMG_0481.jpgいったいなんという名前の花なんだろう、と気になっていたこの花。

花びらから、雌しべや雄しべが何段階にも飛び出している、不思議な花。しかも、なぜ雄しべが向こう側むいているの?

図鑑で調べてもなかなか見つからず、ネットで調べると「時計草」だということが判明!

...う〜ん、なるほど!

紫色の雌しべが時計の長針、短針、秒針ってわけね。なんとこの部分は、雌しべの先が3本に分かれているのだそうです。

そして、その下は逆さまを向いた雄しべ。
実はこの雄しべ、花が咲いたときは、普通の花と同じように上を向いているのだけど、10分くらいでひっくりかえってしまうのだとか。

自家受粉を避けるためにこんな風になっているらしい、と書いてあったけど、その10分の間に虫が来て花粉を運んでくれなかったらどうするのかな。

...そして、インパクトのある花だけでなく、つる科植物なので、くるくるきれいにカールしたまきひげがついていたり、葉っぱも小さなヤツデみたいだったりと、パーツすべてが、興味をそそられるかたちをしています。

IMG_0500.jpg
つるの途中には、何ヶ所も「ここから出ます」という目印みたいな、小さな葉っぱのようなものがついており、その場所からは、花、葉っぱ、まきひげの3種1セットが延びています。
どの節からも必ずそのセットが出ていて、その姿は
なんともかわいらしいです。

明日から8月!
「時計草」は夏の雰囲気いっぱいです。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 時計草

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.gyro.co.jp/mt/mt-tb.cgi/41

2016年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

ジャイロ

App GYRO
And GYRO
GYRO Inc.
Picnino