概要
株式会社電気化学システムズ様のご依頼。
半導体の工場で使用される現像液の自動監視装置の画面をリニューアルデザインしました。
情報や配色ルールを整理し、注意、警告にきちんと気付ける、統一感のあるデザインに。アイコンを追加して、操作ボタンの機能を認識しやすくし、操作に迷わない画面を目指しました。
背景
プリント基板製造工程における現像液自動管理装置は、濃度・温度・流量など複数パラメータを常時扱うHMIです。文字情報を主とした従来画面では、状態の重要度や操作可否の区別が明確ではなく、現場オペレーターによる安全で迅速な判断を支援するUIが必要とされていました。

提案
1.キーカラーの設定
正常(例:Neutral/Primary)、警告(Danger)を体系化し、状態の優先度を即時判別。
色依存を避けるため形・ラベルの二重符号化を併用。
2.アイコン導入
数値/グラフ/画面ロック/メニューなどをアイコンで可視化。
文字長の影響を受けにくく多言語化にも対応。
3.アフォーダンス設計
ボタン=立体/塗り/押下影、情報表示=フラット/枠線のみで見た目の手掛かりを統一。
押下不可は不透明度で一貫表現。
4.情報設計(IA)と優先度
重要指標をファーストビューに集約。
5.VT Studioベースのフロントエンド実装
低スペック端末・手袋操作に配慮したタップ領域を確保。

成果
初のお披露目となった展示会では、他の企業様から関心を寄せられたとの嬉しいお声をいただきました。
半導体機器のご依頼は当社にとって初めてでしたが、環境を理解することで新しい分野に挑戦できたのは貴重な経験でした。
初めてご依頼いただくお客様にも安心して任せていただけるよう、実装や進め方について相談しながら丁寧にデザインを行っております。
