先日、ジャイロで初のボードゲーム大会が行われました!
カタン、というゲームが面白いらしいことを、とあるエッセイで読み、どんなゲームですか?と社内のボードゲームに詳しい人に聞いたところ、ではボードゲーム大会をやってみよう!という流れになったのですが...
ボードゲームってこんなにいろいろあったのか!というくらい沢山の種類のボードゲームが紹介されました。
どうやらドイツで毎年開かれる、ボードゲームの世界的な大賞、というのがあるようで、ドイツではボードゲームが盛んなのだとか。今回紹介されたボードゲームもその大賞で賞を獲得したものばかりだそう。
もちろん全てのボードゲームをやる時間はないので、その中からピックアップしたゲームを、ケータリング料理やお菓子をつまみつつやることになりました。
●解釈で結果が変わる!Dixit
まず始めにやったのが、「Dixit(ディクシット)」というゲーム。
カードに書かれたイラストを見て、手持ちのカードから親が出すお題に、沿ったカードをそれぞれのプレーヤーが出します。
例えば、このカードを出そうと親が1枚決めて、そのカードのお題を「危険」と設定したとすると、他のプレイヤーも手持ちのカードから「危険」というお題に沿っているカードを出します。
親が出すカードと、皆が出すカードをシャッフルして、誰がどれを出したか分からない状態で、親が出したカードを当てる、というゲームです。
見事親の出したカードを当てたプレーヤーには得点が入り、
別のカードを間違って指名したプレーヤーが出た場合は、皆が間違ったカードを出したプレーヤーにも、うまく他の人をだませた、ということで得点が入ります。
カードのイラストはお題の出し方で様々な解釈ができるような絵が描かれていて、お題を出す人の解釈の仕方や、受け取る側の解釈の仕方によってゲームの行方が変わるという面白いルールです。
もちろん、親がお題をひねる人かどうかや、他のプレイヤーもあえてだますようなカードを出してくるどうかなど、プレイヤーの性格も要素として関わってくるので、答えが明かされた時は、「え〜これのどこが危険なの〜?」「○○さんは絶対こっち出すと思ったのに!」などなど解釈の違いにかなり盛り上がります。
文化が違う地域でやるとまた印象が大きく変わりそうなゲームですね。
カードは売り切れや追加カードが販売されるほど人気ということですが、ジャイロでは作ってみたい!という声が多数。次回はディクシットカード作成大会になるでしょうか。
●どんどん陣地をつなげ増やす「Carcasonne(カルカソンヌ)」と道や家を作って繁栄させる陣取りゲーム「Catan(カタン)」
後半は2手にチームが分かれてゲームをしました。
「Carcasonne(カルカソンヌ)」は道路や都市のタイルを並べ、最も繁栄した人が勝つボードゲームで、周囲にどんどん陣地が増えて行きます。
「Catan(カタン)」も同様に繁栄させるゲームなのですが、サイコロを降り、素材カードを集めながら、マスがなくなるまで道や家を作って、出来た家や街の数で得点を競う、というものです。
カタンの方に参加したので、カタンの方を紹介しますが、家や道をつくるための素材となるカードがサイコロの運任せなので、なかなか思うように集まらないので、かなりやきもきします。
道は得点にはならず、家から得点が入るのですが、家を作る為には、道をいくつ以上、これこれこんなふうにつなげないと素材のカードがあっても建てられない、といったようなルールがあり、得点を得るまでには結構な道のりです。
おまけにサイコロの目によって、泥棒と呼ばれるコマがもらえるはずのカードを盗っていったり、○枚以上カードを持っている人は半分没収、などなど、お邪魔要素もちゃんとあり、一喜一憂しながら楽しめます。
最後まで勝敗を決める程時間がなく、途中で終わってしまいましたが、続きが気になるゲームです。
他にも紹介されてできなかった、「スコットランドヤード」という犯人と追いかける警官のゲーム(犯人が逃げる先を決めるのに目線がばれないよう、帽子がついてます!)や、
話題になっているという「人狼」、
みんなで世界に広がったウイルスを駆除する「パンデミック」などなど、気になるボードゲームが沢山ありました。
ボードゲームは初めて、という人が多かった今回ですが、ボードゲームならではの、顔をつきあわせてやる面白さは、アプリなどデジタルのゲームに慣れてしまった今ではかなり新鮮でした!
また次回ができると嬉しい、ボードゲーム大会でした。
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