デザイン: 2008年9月アーカイブ

080913_1705~01.jpg先日東京都現代美術館「スタジオジブリ・レイアウト展」を見に行ってきました。
やはりジブリだけあって、人・人・人・・・!
まるで「天空の城ラピュタ」のあの名台詞を彷彿とさせるような感じでした。

「絵コンテ」と「作画」の間の「レイアウト」という作業で起こされた手書きのスケッチが展示されているのですが、さらさらと描かれているようなのにものすごいクオリティ・・・!見ていて本気でため息が出ます。

レイアウトとは画面の構成を設計する作業で、どこにキャラクターを置いて、どんな動きをさせるか、背景はどんな絵でカメラはどう動くのか・・・等を全て決める作業だそうです。

音声ガイドの機械を借りたため、レイアウトに書き込んである用語の説明や、コネタなどなど詳しくじっくり聞きながら観ることが出来ました。

レイアウトにはどのくらいの早さで動かす等のメモが書いてあったり、アニメーターさんや美術スタッフさんへの細かい指示が書き込まれており、この段階でもう既に頭の中でアニメのディテールや動きが見えているということに驚きました。

レイアウトがずらーっと並んでいるのを一点一点見ていると、
おおざっぱだなとか、筆圧薄めで細かく書き込んでいるなとか、
レイアウトを書いた人の特徴が見えてきて面白かったです。
なかには宮崎監督の直筆レイアウトもあり、非常に見応えがありました。

レイアウトの他にも、トトロのお腹に乗って撮れる(乗っているように見える)
写真撮影コーナーや、思い思いのまっくろくろすけをシールに書いて壁に貼るコーナー
など、お客さんを楽しませる工夫がたくさんしてありました。

写真のように会場のところどころに、小トトロも。

今月の28日までやっているので、是非見に行ってみてください。

IMG_8955.jpg週末、高校の同窓会があり、撮影係と画像をウェブアルバムにアップする係を担当しました。

まず探したのは、無料のウェブアルバムサービスです。
幹事の希望は、パスワードがかけられること。掲載期間は1か月くらいでもよい。
そして、おそらくパソコン初心者もいるので、閲覧が簡単にできること。
画面上で見るだけではなく、プリントアウトしたい人も必ずいるはず...

このような条件を満たすサービスがないかを調べました。

いくつかのサービスをネットで調べて、候補のサイトに登録し、本当に条件に合うか、
そして使い勝手がよいかどうかを実際に体験してみます。

結局、あれこれ試した結果、コニカの「オンラインラボ」というサービスを使うことにしました。

当日3人で300枚以上撮影したデータを集め、大きさを調整したり、補正をかけたりしながらセレクトし、100枚くらいに絞ります。
そして、いざ画像アップを始めたのですが...
一度にアップするには、専用ツールが必要らしく、windows版しかないので、仕方なくちまちまと1点ずつアップします。
そして見てみると...なぜかアップした順からさかさまに表示されており、任意の並べ替えができません。わー、やり直しだ。。。
しかも、アップ用の画面とアルバム閲覧の画面、編集する画面等すべての機能の入り口が別々で、相互に行き来ができず、操作をしたまま行き止まりになってしまう仕様になっています。
何かしようとするたびに、元のhtml画面にその都度戻らなければ何もできません。
うー、無料サービスだから仕方ないのか?なぜこのような仕様にしたんだ...と、悶々としながら格闘すること数時間。
ようやく101枚の写真をおさめたアルバムが完成しました。
見た目的には、すっきりしていて、できあがってしまえば、それほど悪くはない感じです。

もしまた今度使うとしたら、最初の経験をもとに、もう少し効率よく作業ができるとは思うのですが、同窓会のアルバムなんて、それほどしょっちゅう作るものでもなし、もう使うことはないかなぁ...。

こういうサービスを使う人は初心者も多いと思うし、そうでなくても、やはり初めて使う人がもっとストレスなく使えるように構成を考えることを心がけるべきだと思います。
やはりUIデザインはとても大切、でも、よくできているUIは気づかないことが多く、ひっかかって初めてUIの重要性に気づくことが多いものだ、とあらためて思いました。



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