城南島海浜公園はおもしろい公園です。
東京湾の埋め立て地にあり、人工的と思いきや、意外に緑が豊かで、草花や昆虫も多く、
「つばさ浜」の岩場には、カニがたくさんいて、子供たちがカニ釣りを楽しむこともできます。(食べられるカニではないので、観察したら海に帰すのですが)
キャンプ場やドッグランもあり、休日はたくさんの人で賑わいます。
東京湾を通過する船と羽田空港に離着陸する飛行機がひっきりなしに行き交い、視線のどこかに動きがある公園。
それでいて、不思議と郷愁をそそられる場所なのです。
久しぶりに行ってみたら、しばらく工事をしていたところが完成したらしく、羽田空港の滑走路がより公園に近くなっていました。
ちょうど着陸前の飛行機が頻繁に目の前を通過する時間帯。
爆音とともに、普段は見られないほど低空飛行の飛行機がブンブン通るのを見ていたら、写真を撮りたくなりました。
しかし、いざ撮ろうとすると、難しい!
スピードが速く、カメラを構えていても、なかなか思ったように撮れません。
あっという間に過ぎて行ってしまったり、逆に早すぎたり、全体像がなかなかおさめられません。...↓おそろしく下手だ...
何度も撮りなおして、ようやく全体像が収まるようになりましたが、なかなかピントが合わず。だんだん暗くなってきて、誘導灯の光が目立つようになりました。
ときどき珍しい国の飛行機が飛んできたり、キャラクターつきの飛行機が飛んできたりすると、妙にうれしくなってしまいます。
何台もの飛行機を見ていると、あんなところにライトがついているんだ、とか、文字が書いてあるんだ、とか、意外な発見もあります。下から飛行機を見ることは殆どないので、ちょっと新鮮な気分。
そして、あらためて飛行機の形の洗練された機能美に魅せられます。
スピードの速い飛行機を的確に撮影するのは想像以上に難しく、結局大した写真は撮れませんでしたが、それでもなんだか楽しかった。ちょっとやみつきになりそうです。
動くものを追いかける楽しさは、カニつりとか、昆虫採集の楽しさにちょっと似ている気がします。
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