mura: 2008年8月アーカイブ

c_craft.jpg 今回は、以前から行ってみよう、と話していた気になる会社近くにあるカフェのお話。 ちょっとお洒落っぽくてかわいいデザインの食器が並ぶと噂のお店、concrete craftでランチをとることに。
入り口は気をつけないと見過ごしてしまうほどふつうのビルの二階にひっそりと。こんなところでお客さんくるのかな...なんて思って扉を開いたら結構な繁盛ぶり。食べている間中ひっきりなしにお客さんがやってくる様子をみると知ってる人だけやってくる賑やかな隠れ家という感じでしょうか。
このお店は表参道のヴィンテージテーブルウェアショップから派生したお店だそう。concreteとは「具体化」という意味で、実際に良いデザインのものを使って実感してもらおう、というコンセプトのお店がカフェconcrete craftの出発だったそう。残念ながら、表参道のショップは今年閉店してしまったようですが、こちらのお店でもお店で使っている食器類の販売がされています。独特のアールのついた食器類はおもしろいのですが値段を見るとフォーク一本がランチよりずっと高かったり、とちょっとびっくりする額だったりします。

ランチは2種類で、この日はパスタとタコライス。味も美味しいし、パスタについてくるパンがきちんと温めてあるのが好印象です。パスタは大盛りもできるようで、お客さんに男性の会社員が多いというのもうなづけます。そしてスタッフが少ないのに出てくるのがやたら早い(!)お店でもあります。

それぞれのホームページに紹介されているお洒落で何もないすっきりした写真を見ていたせいか、実際行ってみて、物が多く雑然とした印象に...あれ?と思いもしたのですが、たまに行くにはおすすめなお店です。
icc_1.jpgiccのキッズプログラムの一つとして展示されている『君の身体を変換してみよ展』。子供番組の『ピタゴラスイッチ』の制作に携わっている佐藤雅彦研究室が関わっているだけあり、面白いものでした。身体感覚の機能やズレをインタラクティブに表現し私たちの感覚情報の受け取り方を考える、という展示です。画面の中で自分と連動する形が動く作品が多いのですが、普段の身体感覚とギャップがあるものだったり、変な動きをするものだったりと、慣れない感覚に自分の身体の一部が違う生き物になっているような不思議な気分が味わえます。

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写真は「ミクロ人間修行」という作品の一部。60倍まで拡大できるカメラで手元を映し、画面を見ながら極小サイズの紙に文字を書き込んでいくものです。カメラを通して文字を、それも極小のを書くというのは、普段文字を書くときとペンの動かし方と大きく異なっていて思ったように書くのは結構大変だったりします。これをやっていると、自分がいかに普段経験や記憶、思い込みによって身体を動かしているかを実感します。
さすがにキッズプログラムだけあって、親子連れが多いのですが、中には親が夢中になりすぎて、子供ほったらかし、なんていう場面も。。。
親子で楽しめる展示なので夏休みにお子さんを連れて行くのにおすすめです。また、オープンスペースでも岩井俊雄さんの「TENORI-ON」を始め、たくさんの展示を見る事ができます。

sunset3.jpg
今回のヒルトップサンセットは地平と空の境界あたりの桜色から浅葱色への淡い色の変化がとても美しいものでした。巻雲のような不思議な雲が流れる一風変わった面白い空です。途中、光線のせいか、円形の虹のようなものが見えました。
前回の空は"苛烈でエネルギッシュなお祭り"という感じでしたが、今回は"穏やかで味わい深い大人"の空。一つの空のあちこちにいろいろな表情が見られるのが人生経験を積んでいる大人のようで、ついつい「いろいろあったんだね」と声をかけそうになります。

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