「戦国でQ」は、発売以来、少しずつお披露目をさせていただいておりますが、まだまだこれからという感じです。
そこで今日は、満を持して豊臣秀吉さんに登場してもらいましょう!
戦国時代は、北海道や沖縄を除く全国の土地と、その領土をめぐる戦いや人々の関わりが出て来て、それがまた複雑に絡み合っています。
戦いも、地形を生かした戦略などがあり、しかも、電車や飛行機などないのですから、歩くか馬での移動で、すべてを行わなければならないわけで、今考えると想像を絶する大変さです。
テレビも新聞も、もちろんネットも、そして写真もない時代、
戦の相手の武将の名前は知っていても、顔を知らないため、戦場で名乗りをあげて、初めて相手の顔を見る、ということもあったそうな。
武田信玄のニセモノが結構いたということですが、こういう時代なら、確かにニセモノでも全く見破れなかったかもしれませんね。
伊能忠敬が全国を測量して歩き、日本地図の原型ができたのが1821年のことですから、もちろん地図もない。
秀吉さんが天下統一、といっても、ほんとうに隅々まで統一できたのか、心配になってしまいそうですね。
「戦国でQ」には、旧国名のクイズがありますが、出雲、伯耆、下野、豊前、という国名を聞いたことがあっても、意外とどこにあるかはわからないものです。
私はパターン認識が得意なほうだと思っていたのですが、どういうわけか、「戦国でQ」を
やるといつも旧国名クイズに苦戦して、点をおとしてしまいます。
ゲームやクイズのコンテンツの制作にはつきものですが、デバッグや問題のチェックをする
のもたいへんで、天下統一の画面は、スタッフでも到達するのには、かなり時間がかかります。
そのかわり、天下統一の画面ではいつもこちらを見つめる武将さん達に「どんなもんだい!」と誇らしげな気持ちになってしまうのです。