そろそろ審査が通るころかなあ、と制作室の皆は、このところそわそわ。
リリースされたらこれをしよう、あれをしよう、と準備は万端です。
そして実を言うと、更に次のタイトルの準備も着々と進行しております。
時々、気分転換に目黒通りの「逆さケチャップファミリー」探しの旅に出かけたりしています。特にGEOGRAFICAの1000本ディスプレイは圧巻です!
お店まわりをしていると、ショップの方たちが、スタンプ集めのコツをアドバイスしてくれたり、激励してくれたり...そんなやりとりも楽しいものです。
結構集まったので、今週中に応募するぞ!ハインツ製品当たるといいなあ。。
さてさて、ケチャップといえば赤。赤と言えば真田幸村さんですね!(かなりこじつけ)
鎧兜から旗指物、陣羽織、武具に至るまで全て赤で揃えた軍団「赤備え」を率いて勇敢に戦ったことで有名です。軍団がみんなでおそろいの赤を身につけて一斉に攻めて来たら、確かにかなり迫力がありそうです。
戦いの装備としては、赤のほかにも、黄色のおそろいとか黒のおそろい、そして「五色揃え」というのもあったそうで、今で言うコーポレートカラーのようなものですね。CIのハシリとでも言うべきでしょうか。
色による視覚心理をきっちり捉えて軍団をデザインしていたのは、すごいことだと思います。
大名家は、戦闘に参加する武士達に、ユニフォームのように色モノの装備を一式配っていたのでしょうか。勝負を賭けた戦いのためとはいえ、お金もかかるし、大変なことです...。
それは学芸会のように、「なんでもいいから赤いものを着てくるように」と言われ、慌ててありあわせのシャツやトレーナーなどで間に合わせるのとはワケが違う。
学芸会だったら「赤いものって家にはこれしかなかったんで...」と言って、お姉さんから借りた、赤いロゴ入りのサーモンピンクのTシャツを着て来て浮いてしまう、なんていう子が一人くらい、いたりするものですが、武士の軍団にはそんな隙は許されないですからね。
しかし、いくら格好良い装備でも、命懸けのおそろい、というのはやっぱり辛いです。サーモンピンクのTシャツでもどうにかなってしまう、ゆるい時代に生きていてよかったなあ、とつくづく思います。