スタジオジブリ・レイアウト展

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080913_1705~01.jpg先日東京都現代美術館「スタジオジブリ・レイアウト展」を見に行ってきました。
やはりジブリだけあって、人・人・人・・・!
まるで「天空の城ラピュタ」のあの名台詞を彷彿とさせるような感じでした。

「絵コンテ」と「作画」の間の「レイアウト」という作業で起こされた手書きのスケッチが展示されているのですが、さらさらと描かれているようなのにものすごいクオリティ・・・!見ていて本気でため息が出ます。

レイアウトとは画面の構成を設計する作業で、どこにキャラクターを置いて、どんな動きをさせるか、背景はどんな絵でカメラはどう動くのか・・・等を全て決める作業だそうです。

音声ガイドの機械を借りたため、レイアウトに書き込んである用語の説明や、コネタなどなど詳しくじっくり聞きながら観ることが出来ました。

レイアウトにはどのくらいの早さで動かす等のメモが書いてあったり、アニメーターさんや美術スタッフさんへの細かい指示が書き込まれており、この段階でもう既に頭の中でアニメのディテールや動きが見えているということに驚きました。

レイアウトがずらーっと並んでいるのを一点一点見ていると、
おおざっぱだなとか、筆圧薄めで細かく書き込んでいるなとか、
レイアウトを書いた人の特徴が見えてきて面白かったです。
なかには宮崎監督の直筆レイアウトもあり、非常に見応えがありました。

レイアウトの他にも、トトロのお腹に乗って撮れる(乗っているように見える)
写真撮影コーナーや、思い思いのまっくろくろすけをシールに書いて壁に貼るコーナー
など、お客さんを楽しませる工夫がたくさんしてありました。

写真のように会場のところどころに、小トトロも。

今月の28日までやっているので、是非見に行ってみてください。

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