昨日の朝のこと。
♪★が通う小学校で、「9月13日のお昼の12:30にマグニチュード9.0の大地震が起きる」
という噂が流れたという話を二人がしていました。
「●●ったら、その話を聞いてこわがってるんだよー」
「そんなのウソだよね!」
「先生も、心配しないでいいって言ってたよ」
と、最初は笑いながら話していたのですが、
「ねえ、どのくらいの確率で起きるのかなあ?」と私に聞くので、
「さあ、いつだって絶対起こらないとは言えないから、0%ではないでしょうね」
と答えました。
そのまましばらく別の話題に飛び、その話は終わりになったのかと思っていたら...
二人が急に
「もしかして大地震が起きたらどうすればいいのかなあ」
と心配そうに言い始めました。
「やっぱり机の下に隠れたほうがいいと思うけど、本当に大きな地震が来たら、家の中が
ぐちゃぐちゃになるかもしれないから、大事なものはまとめておいたほうがいいかもね」
と言うと、
「よし!逃げるときの荷物をまとめよう!」
と、にわかに本気になり、二人でリュックに荷造りを始めました。
大事なものって、何をリュックに入れるんだろう?と見ていると...
まずDS、お誕生日にもらったばかりのカメラ、それらの充電器(笑)、そしてお財布。
5年生になると、まず金目のものを入れるのね...と思っていると、
次に来たのはぬいぐるみ。
大きなサメのぬいぐるみを無理矢理つめようとしているので、
「それは大きすぎて入らないんじゃない?」というと、
「わかった。じゃあこれは手で持って行こう。」...(うっ)
ポケモンや動物、自分でフェルトで作ったぬいぐるみなど、小さなものを5点ほど入れ、
「そうだ、筆記用具もいるな」と筆箱を入れ、
「ひまなときもあるかもしれないから、トランプも持って行こう」
「じゃあ、UNOも。」...(おいおい、旅行に行くんじゃないんだぞ!)
ふだん使っているもので、リュックに入れてもらえなかったのは、勉強道具と衣類。
それを言うと、
「いいよ。きっと勉強どころじゃないよ」
「着るものは買えばいいよ」
...何と言うことを。我が子ながら情けない。
そして準備万端で、気もそぞろ、12:30を机の下で迎えましたが...
無事に何事もなく問題の時刻を過ぎ、そして一日が終わりました。
今回は何もなく、こんなにのんびりしたことを言っていられますが、
世界や日本のあちこちで地震の被害が現実に起きているのだから、時々、このように
いざというときの準備をするのも大切なのかもしれません。
子供たちに刺激され、平和に甘んじている自分をちょっと反省する機会になりました。