先日、お台場にある日本科学未来館に「予感研究所2」という
展示を見に行きました。

この展示はデジタル技術を使った映像、音楽、ゲーム等の作品、
そうした作品制作の基になるアイディアを生み出すための技術手法や、
芸術を理解する人々の仕組み等を研究している研究者の方やグループの
成果の発表の場という感じなのですが、学生や研究者の方々の様々な作品が
展示してありました。

個人的に気になったのは橋本典久さんの「全天周と極小領域映像を扱うための
入出力機器の研究開発」と三谷純さんの「折紙のデジタルアーカイブ構築のための
基盤技術とその応用」です。

橋本さんの方は、高解像度人間大昆虫写真と、それらをインタラクティブに
閲覧できる作品を展示していました。
越後妻里アートトリエンナーレ2006の時の展示の写真を見て、存在は知っていたのですが、
昆虫写真の実物を見て、あまりの大きさと美しさに度肝を抜きました。
昆虫のチョウの翅ははまるでペルシャ絨毯かマダムがよく持っているタオル生地の
ようでした。
昆虫の光沢、質感、構造等、写真ではあるけれど図鑑で小さな写真を見ただけとは違い、
かなりよく見えるので、すごく面白く、興味津々でした。

三谷さんの方の展示は、折り紙の「展開図パターンと造形 」の実物が展示してあったの
ですが、この展開図からこの形が出来るのか!といったものが多く、興味深かったです。
複雑な展開図なのに、どうやったらこんなキレイに折れるんだろう・・・とかなり疑問
でした。
展示の横に、持ち帰って折れる用の折り紙が置いてあったので、早速帰宅後に
折ってみたのですが、山折谷折りの線が多く、単純なパターンではあるのですが、
結構手こずりました。。。

折ってみたものが3番目の写真です。
(展示してあったようにキレイに折れず・・・)
折り紙をこんな折り方で折ったのは始めてだったので、出来上がってくる形の
意外性が新鮮でした。
折り紙は子どもだけではなく、大人も全然楽しめるのですね!

kami03.jpg
kami02.jpg
kami01.JPG

展示は7/30まで日本科学未来館でやっているので興味がある方は是非行ってみてください。


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