いったいなんという名前の花なんだろう、と気になっていたこの花。
花びらから、雌しべや雄しべが何段階にも飛び出している、不思議な花。しかも、なぜ雄しべが向こう側むいているの?
図鑑で調べてもなかなか見つからず、ネットで調べると「時計草」だということが判明!
...う〜ん、なるほど!
紫色の雌しべが時計の長針、短針、秒針ってわけね。なんとこの部分は、雌しべの先が3本に分かれているのだそうです。
そして、その下は逆さまを向いた雄しべ。
実はこの雄しべ、花が咲いたときは、普通の花と同じように上を向いているのだけど、10分くらいでひっくりかえってしまうのだとか。
自家受粉を避けるためにこんな風になっているらしい、と書いてあったけど、その10分の間に虫が来て花粉を運んでくれなかったらどうするのかな。
...そして、インパクトのある花だけでなく、つる科植物なので、くるくるきれいにカールしたまきひげがついていたり、葉っぱも小さなヤツデみたいだったりと、パーツすべてが、興味をそそられるかたちをしています。
つるの途中には、何ヶ所も「ここから出ます」という目印みたいな、小さな葉っぱのようなものがついており、その場所からは、花、葉っぱ、まきひげの3種1セットが延びています。
どの節からも必ずそのセットが出ていて、その姿は
なんともかわいらしいです。
明日から8月!
「時計草」は夏の雰囲気いっぱいです。
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